在宅介護と施設介護を比べてみる
こんにちは。
今回は介護の形についてです。よく聞く在宅介護と施設介護です。それぞれのメリットとデメリットを考えていきましょう。
私は介護の専門職ではありませんが父が脳幹出血で倒れた事から介護生活が始まる事になり、それに伴い父と同居していた祖母(現在100歳)の面倒みる事になり祖母も立て続けに認知症に。父と祖母の介護生活をスタートする事になりました。(現在は父は2019・9に永眠致しました。)
在宅介護と施設介護のメリットとデメリット
『大切な人の介護を行う場所の選び方』何を基準に選んでいけば良いでしょうか。
まずは大きく考えられる自宅と施設での介護を比べてみましょう。
自宅での介護
初めはこの選択をする方が多いのではないでしょうか。何と言っても最大のメリットは側で直接的に支えられる事ではないでしょうか。家族や大切な人を自らの手で支えてあげられる事は最大の強みかと思います。介護される側もやはり慣れ親しんだ場所で生活出来る事が1番かと思います。
更には訪問介護サービスやデイサービスなど介護者の状態などで自由に介護の形が選べる事もですね。金銭的な事に関しても在宅介護の方がかからない事もメリットでもあるかと思います。
デメリットの方も考えていきましょう。最大のデメリットは家族や身内に大きく負担がのしかかる事だと思います。先の見えない介護に精神的な負担は容赦なくやってきます。核家族が多くみられる現代で孤独な介護になっている事も要因の1つかと思います。肉体的にも腰痛になってしまったり、家族の方が倒れてしまっては大変です。そして夫婦で介護する場合には老々介護になってしまったりと現実的にとても負担になってしまう事もあると思います。
そして介護をしていると時間に追われる日々にもなります。介護だけで生活はしていけませんので働いたり、家事をしたりとしなければなりませんが介護が生活に入る事で日常が上手く回らない事もあるのではないでしょうか。
施設での介護生活
まずメリットは24時間体制で介護が受けられる事かと思います。そして医師や看護師が常駐している施設であれば尚の事安心できます。専門家の方が近くにいる事で家族も安心してお願い出来るかと思います。
家族にとってのメリットも負担が軽減する事で気持ちが楽になる事でしょう。介護は2〜3日の問題ではなく長期に渡るものです。家族へのたくさんの負担が増え共倒れになってしまっては元も子もありません。
デメリットについてはやはり金額的なものが1番かと思います。そして施設に入居する事を介護される本人がどう受け止めるかもあるかと思います。
介護される人と自分の生活にあった形を選ぶ
きっとこの記事を読みながらたくさん悩まれている事かと思います。どっちが良いとは簡単には言えませんが1つ言える事は生活の一部として考えた時にどっちの方が自分には合っているか、かと思います。介護度にも大きく分かれていく事になると思います。やはり介護度が上がるたびに在宅での介護生活は間違いなく困難なものになっていきます。
私は父の介護は病院から始まり最後は施設での生活でした。祖母が自宅でまだ生活していた事と当時、妊婦だった私は全て1人では無理だとゆう結論を出し介護度5の父には父と相談して施設に入所してもらう事になりました。最初は父の事を在宅介護をしようと思っていました。まだ無知だった私にはそれが当たり前だと思っていたし施設で生活させる事に罪悪感がありました。ですが現実は甘くないです。たくさんの人に相談し助言をもらい悪い事ではないんだと思えました。むしろ私が無理をしたり倒れてしまう事の方が誰にとっても不幸でしかないと思えたからです。
抱え込まない介護
私の経験上、介護を知っている人に相談や知識を得る事はストレスや不安要素を減らす近道だと思います。1人で抱えこまず色んな事に目や耳を傾けて下さい。直接、区役所や民間のセンターに相談する事も出来ますし電話やインターネットでも情報を得る事も出来ますよ。
介護は見方を変えればせっかくの大切な人との時間です。お互いに一緒の時間を過ごす為の工夫が出来たら良いですよね。在宅、施設と決めつけずその時におおじて形を変えていく事も大切なのではと思います。
皆さんの介護ライフが少しでもベストな選択が考えられると良いですね。
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